母乳が生活習慣病を防ぐ?
母乳で育った人は生活習慣病にかかりにくい!?
生活習慣病とは高血圧症、糖尿病、高脂血症のことを指します。
日本人の3大死因とされている心疾患と脳血管疾患ですが、これが生活習慣病と深く結関わっているのはもうご存知ですよね。
生活習慣病の原因は遺伝によるものもありますが、やはり食生活や運動習慣は切っても切り離せない関係があります。
カロリーの高い食事や運動不足など、現代の社会では誰もが陥りがちな危険因子です。
母乳で育っていると、この生活習慣病にかかりにくい。
ということが最近の研究でわかってきました。
母乳に含まれている成分が脂肪を燃焼させる遺伝子を活性化させるとか。
母乳には脂質が豊富に含まれていますが、研究家たちはその性質に着目。
脂質が多く含まれた母乳を飲むと、遺伝子レベルで脂肪を燃焼しやすいカラダになるそうです。
母乳で育った子供は肥満になりにくい体になるんですね。
よく「母乳はいくら飲ませても大丈夫」と言われます。
消化が早いため、たとえ飲み過ぎても、粉ミルクに比べ太りにくいとか。
それが、乳児期に限らず成人になっても影響しているということなんです。
母乳のチカラってやっぱりスゴイんですね。